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また、それが相手に対してだけでなく、不特定多数の初対面や、集団全体の相手にそれと分かり理解できるようなカタチを持つ、そうした傾向と方向の下に絞られて変化して行き、そして定着したのである。 またそうしてのみ、表情といったものが受け継がれもするし、集団の中で拡がり残り続け、時代を越えて定着して行くことが出来たのである。また、そうして残り続けた者だけが、後の時代の現在においても、また未来においても、現実の存在として生き続けることが出来たのである。 そして、それは表情や仕草だけでなく、それを肉体内部で惹き起こしている生理と情緒の世界が、またそうなのである。それは人間にして見れば、それが自分自身の肉体の根源であり、無意識の世界なのである。 |