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この時点で、すでに環境がそれを求めていて、同時に本人の内部において、それが必然の指向性として作用しているのである。そしてそれが必然として作用したからこそ、それが現実の世界に現われ出て来ることができたのである。そしてそれが現実の存在と成り得たのである。 それを必然の指向性とする、そうした自己の自律性を持つ者だけが、現実の世界で生きて行くことが許されたのである。そしてそれが現実世界で受け継がれて残り続けたのである。そしてこれが歴史上の存在なのである。 |