index< 日誌 < 2av表情 < 24E-20肯定と否定・「分裂」p5 |
自分の身体も、その肉体の作用も、その生き方や考え方も、やはりどこか自分自身とは別の者だ。こうした自分という者の分裂と、そしてその中で自分と自分が対峙している。 そうした錯綜し混沌とした世界の中で、自分で自分を感じ意識しているのである。そしてそれが自分に迫ってきて、そしてそれが嫌が上にも自分というのを思い知らせるのである。自分というのを意識させるのである。 しかしまた、ある意味で、こうしたことが人間の顔の表情に現れている。この顔表面以外のところで、それが上手く表現される場所というのが、人間にはないのである。 |