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強く息を吐くと肺を収縮させて、肺が周りから支えている心臓を強く圧迫する。そして心臓内の血液を外に押し出し、同時に外からの静脈流の還流を阻む。実際、人が息を止めたままでいると、当初顔面が赤くなり、そしてしだいに蒼白になる。 しかしこれだけでは涙は出て来ない。急激で強く突発的な刺激が必要である。セキ、クシャミ、嘔吐などがそうで、これが言わば血流に対して、非常に強い突発的な弁の役割をしている。つまり、血液の心臓への還流を阻むのである。 突発的で急激な呼吸の停止は、頭部静脈内の血液の心臓への帰還を阻み、毛細血管を弛緩させ血液を滞留させる。そして顔面は赤く、そして蒼白になる。しかし、赤くなるのは分かるが、なぜ蒼白になるのかが分からない。 |