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1、なじめない。

情緒不安、神経障害といったものは、現実に馴染めないでいる自分のことで、これがすなわち、新しい自分のことなのである。そしてこれが古いままの自分の情緒と感覚に対立しているのである。

あるいは、既存の情緒と感覚といったものが、現実の世界に馴染めずにそれを拒絶しているのである。このような自分の中の対立といったものが、自分で自分を意識させると共に、そうした場面を作り出しているのである。

それは、自分が自分を意識する場所なのである。それは自分の世界であって、同時に自分だけの世界でもあって、現実から切断され分離した自分自身の情緒の世界なのである。

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2020-0210-0215