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1、赤くなる顔面。

何か突発的な急用があって、筋肉が緊張し神経が集中していたときに、不意にそれが中断された場合、神経と筋肉は一気に開放されて速やかに拡散する。

これは一方では顔面がほてって少し赤くなることもあるし、または反対に、蒼白になることもある。赤くなるのは、これから何かをしようとしているか、または、せずに居られない、そうした場合の顔の色である。

赤くなるのは血液が顔表面に留まっているからであって、何か明確な意志の感情があって、それが自分に意識されて、そして身体がそれに対応すべく血液を身体中にみなぎらせていて、これが特に顔面の表情に強く表れているのである。

これはただ興奮したりする場合だけでなく、はにかんだり、恥ずかしさのあまり赤面したりする時もそうである。

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2020-0210-0215