index< 日誌 < j生理的情緒< 24E-35くり返し・「原理」p6 |
このような、あらかじめ定められた条件の中においてのみ、人間にとっての現実が現れてくるし、それが現実なのであって、これを私たちは現実と言っているのである。どんなことも、人間にして見ればこのような条件の下においてのみ、それが現実なのであって、現実たり得るのである。 そうだとすると現実とは、物的空間とその時間的な変化の世界だと言える。時間のないところに変化など無く、また変化のないところに、現実としての物的世界といったものも存在しないのである。 しかしなぜ変化なのか。変化しないものがあるからそ、それが変化していると知られてくるのである。そしてこれが「くり返し」なのである。同じことをくり返しているということである。そしてそれが多少変わるということなのである。 |