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そしてまた、この時間を通してのみ、現実世界のそれぞれ個別の区別といったものが見えてくるのである。時間に伴う動きの違いと共に、そこから見えてくる内的原理といったものが理解されてくるのである。 同じことの繰り返しの中で、表面的には多少の変化を繰り返しながらも、内的には同一であり続ける。これがその内的原理であって、そのリズムとサイクルのことなのである。 つまり、表面的には異なるものであっても、内的な秩序や規則において同じものを見ているのである。また、だからこそ、それが時間という「考え方」の中で現れてくるし、また、理解もされてくるのである。 |