index< 日誌 < j生理的情緒< 24E-38くり返し・「必然」p6 |
そしてこれが人間と世界との係わり方の傾向と方向なのである。そしてこれが必然なのだということである。そしてそれが必然であることを歴史を短縮して、頭の中で見ているのである。そうして思考を最適化しているのである。そしてこれが人間にとっての、現実世界に対する見かた、感じ方、考え方なのである。 それは下等動物における末梢神経がいつしか脊髄の神経に、そしてそれが高等動物で脳へと変化し分離して行ったようにである。これは必然であり、進化の方向であり、指向性なのである。そのようにしか成れないという意味でそうなのである。 あるいはまた、もともと情緒的で本能的な感覚に過ぎなかったものが、いつしか合理的で論理的な思考へと変化していったようにである。これらはやはり主体自身が持つ必然的な傾向であり指向性なのである。 |