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4、大笑い。

そして顔面の場合、これがもっとも簡単で相手にも自分にも分かりやすく、手間要らずなのである。また、顔表面自体がたいていの感覚器官が集中していて、その内面の動きといったものが表情として最もよく現われるのである。そうやって相手にそれを知ってもらえるし、自分も、そうした自分に対して納得もし安心もしているのである。

あるいはまた、脅威と恐れに対する解消といった場合、それがまた自分自身の安堵や安心に留まらず、自分自身の正当性や優位性を証明するものと感じられて来て、それがまた、自分にとって大いに楽しく嬉しいことのように感じられてしまうのである。そうして、あたり構わず声も出して大笑いするのである。「ざまぁみろ」といった具合である。

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2020-0215-0218