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2、きずな。

このようにして自分と「自分たち」の地位と立場と居場所が与えられ、そしてそれが保証されるのである。そうでない者な要らないのである。それでもそれが必要とされるのは、それが奴隷としてだけなのである。そしてこれがこの世界の人間関係であり、キズナであり、この世界の上下の関係なのである。

そしてまた、このような何らかの人間同士の間の上下の関係がないと、自分が落ち着かないのである。不安定な自分の立場と居場所がより不安定になるし、何もしないでいると自分が差別される側に追いやられる恐れがあるのである。また、上の者がいてこそ、自分が下の者に対して優位な立場に立てるのである。

戻る。             続く。


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2020-0225-0306