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1、了解。

人間では、「肯定と否定」の多くが顔のタテ振り(うなづき)と、ヨコ振り(そっぽを向く)といった仕草で表現される。これはそうした意志表示の仕草なのである。

緊張し、集中し、相手を見つめ確信し了解する。そしてアゴを引き歯を食いしばる。この瞬間息を呑み、納得する。かすかにツバを呑み込み、そして「うなずく」。これが肯定の仕草である。

そしてこのような仕草が相手にも分かるように大げさに表現される。大きく息を呑み、アゴを上下に動かすしぐさである。これはつまり、合図であり、象徴なのである。そうである以上、仕草は相手にそれと分かるように大きな目立つ仕草でなければならない。

それは象徴とサインの仕草でなければならないのである。そしてこれが「うなずく」という、肯定と了解としての意志表示の仕草であり、そしてこれがその表情として定着したのである。

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2020-0225-0306