| index＜ 日誌 ＜ v夢の中 ＜ 24E-55「夢の意味」p6 |
| そしてこれが正しく自分にとっての夢の意味であり、自分にとっての現実といったものを理解してゆくカギとなっているのである。夢から目覚めて始めて、夢の中に居た自分が知られてくるのである。 夢とは、閉じた自分だけの世界なのである。これを外から見ようとしているのである。そうして、自分が自分を見ている。自分が自分を意識しているのである。自分にとっての現実の世界というのが、自分の中で観念化されているのである。 自分で自分の中の生理の世界を見ている。感覚と意識が分裂して、それが夢の中で映し出されていて、そしてこれこそが自分にとっての観念の世界を生み出しているのである。 |