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6、区別。

自分の中の世界と、外の世界とが区別されて意識されてくるのである。自分の中で自分が分裂して自分が自分と対立し、そうして自分とは違う外の世界というのを思い知らされるのである。

外の世界から自分を見ている、そうした自分に気づかされるのである。このようにして自分が自分の中で分裂して対立している。自分は自分にとって他人なのである。こうした他人としての自分を生き続けなければならないのである。

そして、これが自分にとっての自分の意味であり、自分が自分であるという証明なのである。自分で自分を意識するというのは、このことなのである。そうして永遠に自分を探し求め続けなければならないのである。 

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2020-0306-0414