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区切りがない、区切る必要がない、区切るための条件がないのである。自分と現実との間に、そうした接点がないのである。それを区切る境界面が存在しないのである。 これは意味の違いから来ている。何かしらの意味がなければ始めから何も起こらないし、また、それが区切られるということもない。区別のないところに概念自体が成り立たないのである。 それは可能性とも関係する。人間は自分と関わりのあるものにしか何かを感じたり、知ることが出来ないのである。自分にとって関係のあるものしか知り得ないのである。 |