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2、観念化。

もう一度言うけれども、空や水や氷自体に意味など無い。実はそれが印象とするところの、たとえば永遠とか、自由とか、あるいは冷たいとか、覚めているとか・・・、実はこれが自分にとっての水色の意味なのである。

そしてこれが自分にとって、水色が水色として見えてくる理由となっているのである。だからそれは自分と外の世界とのかかわり方なのであって、そうやって人間は、外の世界を自分の中で観念化し、印象し、象徴化しているのである。

だからそれは思考や意識以前の、無意識の観念の世界なのであって、そうやって自分で自分に納得し、そして自分を確かめているのである。もちろん、それは自分でも意識することない、言葉にもならない無意識の世界でそうなのであるが・・・。

戻る。             続く。


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2020-0414-0510