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3、知る方法。

しかし、もしもそうだとすると、それは「みずいろ」に限らない。現実の見えるもの聞くもの触れるものの、現実世界の何もかもが自分にとっての、そうした無意識の象徴化された世界だと言えるのである。しかしまた人間は、そうやってしか自分の外の世界というのを知り得ないのである。

しかし水色がもたらす、たとえば自由とか永遠、あるいは冷たい覚めている・・・などといった意味を、もう一度よく考えて見ると、それは実は、私たち人間の身体の仕組みとそのリズムとして、そしてその生存の仕方からもたらされたものと言わねばならない。

戻る。             続く。


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2020-0414-0510