| index＜ 日誌 ＜ aw色 ＜ 24E-60「水色はなぜ水色に見えるのか」p6 |
| たとえば、冷たいというのを物理的な温度に限って言えば、それ自体は自分にとって見れば、、直接的で一次的な物理現象であって、それ自体が良くも悪しくも自分にとって何か意味があるものではない。 この「冷たい」というのが、感覚器官の物理的刺激から、それが感情や情緒、あるいは生理と結びついたときに始めて、自分にとっての意味というのが生まれてくる。 あるいは自分の精神との係わり、あるいはまた心情や気持ちとして感じられてくるのである。従って、たとえば冷たいとか熱いといった刺激自体に意味などなく、それが自分の精神とかかわりを持って始めて意味を持つようになるのである。 |