index< 日誌 < aw色 < 24E-61「続、水色はなぜ水色に見えるのか」p5 |
私たち人間の、見えるもの聞くもの触れるもののすべてが、このような何かしらの意味を持っていて、そして人間はその中で生きている。またそうした意味や理由があるからこそ世界の何もかも、色やカタチといったものが、何かしらの意味のあるものとして見えてもくるし、感じられ、知られてもくるのである。 もしもこのような自分にとっての意味といったものが見失われると、人間は自分の存在の意味をも見失い、自分がだれなのかも分かららなくなってしまう。だからまた、嫌が上にもそうした意味といったものが、自分に迫ってもくるし、またそれを求め、そしてそれを信じずには居られないのである。 |