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きらきら、ギラギラ、ぴかぴか、繚乱、光輝、まぶしく、めまいがする。これは外の世界を見ているのではない。それは普段は見えることのない。、意識もせずに気づくこともない、そうした自分の心の中の世界を見ているのである。 見える外の世界に反射して映し出された、自分自身の心の中の世界を見ているのである。自分で自分を見ている。自分の中で自分が分裂して、もう一人の他人のような自分が自分を見ている。 だからまた、自分でも何のことなのか理解が出来ずに、言い知れぬ正体不明の、得体の知れないもう一人の自分を感じているのである。不可解で、場違いで捉えどころのない、もう一人の自分を見ているのである。とても気味が悪い。 |