index< 日誌 < j生理的情緒 < 24E-67「肉体の支配」p3


2、肉体の反応。

これはもちろん自分の眼の中の網膜の残像現象によるものである。しかし、このような残像現象自体が、そしてこのような自分の肉体の仕組み自体が、実は、自分でもなかなか意識されることのない、もう一人の自分なのである。

身体という肉体が自分を支え、そして支配している。キラキラとまぶしく自分をとらえて放さない。このような感覚こそが、自分の中の肉体がもたらした身体の機能なのである。

自分がまぶしく感じ、そして何か違和感を感じ、あるいは興奮し、あるいは沈み込むといったこと自体が、このような自分の中の肉体の反応を無意識に、自分で嗅ぎ取っているのである。

戻る。            続く。


index< 日誌 < j生理的情緒 < 24E-67「肉体の支配」p3
2020-0510-0521