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4、幻(まぼろし)。




いま、考えてみると、やはり、
学校の先生は間違っていた。
先生だけでなく、テレビや新聞も、
先輩や兄弟も。
何もかも、すべてがそうなのである。
僕は、そうした幻想の世界を、
ずっと生きてきたのである。

ホント、死にたくなるよ。
自分の根拠、理由といったものが、
現実の世界に見つからないのである。
見つからない、というよりも、
そもそもの初めから、ないのかも知れない。
現実というのは、
偽善と妄想、迷信の世界である。
全く、笑かすよ。どこを探しても
自分というのが見つからない。


 戻る。              続く。

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