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6、必然性。



形式が様々に変化を繰り返しながらも、同一性を保ち続けるもの。それらカタチというものが、異なるもののように見えながらも、それら異なる形式のすべてに同一の原理のようなものが一貫して認められるような、そうした有り様、それが様式なのであって変化のパターンを定めているのである。

見える表面上の形式を定めている秩序のようなものである。それらは本質的に同じものが、形式の上だけで異なるもののよう見えているに過ぎないのである。

異なる形式への変化というのが同一の秩序と順序、原理や必然性といったものに一貫して見てとれるのである。表面上の形式というのが、このような内的原理の必然の結果として見えてくるのである。


 戻る。            続く。

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