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9、原理。



それをたとえるならば、万華鏡(ホロスコープ)である。それはそれを見る位置と角度、そしてその場面や状況に応じてそのカタチというのが、様々に無限に変化する。

表面上それらの間には、何のつながりも共通性もないように見えるのであるが、よく見るとそうではなくて、ある種の規則性と一貫性がみられる。自己の秩序に対して自己が首尾一貫しているのである。

模様といったものが、どのように無限に変化していっても、模様そのものにある種の規則性と共通の秩序があって、それの変化の仕方にも共通の一貫性のようなものが認められるのである。つまり、「変化する秩序」とでもいったものが、共通の原理に基づいて働いているのである。


 戻る。            続く。

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