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3、バランス。


それは、何かの感じであり、ひらめきであり、予感に過ぎないのである。あるいは何かのタマシイなのかも知れない。すがたカタチとして特定することは出来ないけれども、しかしまた、そうした中にかいま見る共通の指向性なのである。

目指すところが同一なのである。姿カタチはみんな違っているけれども、それらが目指す理由と目的において同一なのである。そうした指向性において同一であると言えるのである。なぜなら、それがバランスだからである。秩序であり「空気」だからである。

そうやって全体としてバランスされているのである。生態系のシステム全体として、そしてまた、地球という環境において、それがバランスされ、維持され継続してゆくのである。もしもそうでなかったならば、システムとして維持されることがなく、歴史としても、時間的にも空間的にも、それが残るということがないのである。

戻る。                    続く。


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