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避けることも、逃げることも、逆らうことも出来ない、絶対的な人間以外の強力ない「意志」のチカラでもって、人間が動かされているように思えてくるのである。それ以外になく、それ以外は考えられないと思えてくるのである。そうした人間以外の、絶対的な意志の「存在」というのを感じざるを得ないのである。それ以外に説明のしようがないのである。 シキタリやオキテがそうであるし、また、運命というのもそうであるし、見える現実世界のすべてに霊や神が宿っている、あるいは、オバケや祟り、呪いといったものもそうである。 しかしまた、もう少し考えてみると、これがまさしく人間が生きている現実の「条件」といったものなのである。すなわち、歴史と地理的・空間的な場所によって、制約されているのである。そして、これがまた、人間が生きている現実のすべて、という意味なのである。 |
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