| index＜ 日誌 ＜ am種 ＜ 18-348「内的同一性」p10- |
| だから、現実のなかに求めるもの、目指すもの、またそうした自分の中にある傾向といったものが、当然、違ってもくるし、そうして現実というのを別の角度と視点から見ているのである。だからまた、現実というのが嫌が上にも、それまでとは別世界のように見えてくるし、感じられもするし、またそのように理解もされてくる。 しかしまた、こうしたことは同時に、自分自身が変わったということを意味している。求めるもの、感じ方や考え方もそうである。だから、現実というのが何か言い知れぬ違和感や、なぜか自分にとってよそよそしい、他人事のように思えてくるのである。 自分が現実にのぞむもの、求めるものや、かかわり方といったものが、どこかで変わってしまったのである。だからまた、現実に対する見かたや感じ方といったものまでが、どこかで変わってしまっているのである。そしてそれに馴染めずに、自分が見つからず、ためらい、戸惑い、迷っているのである。 |
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