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こうしたことを自己の内部において、自己と他者との関係において見るならば、このような自己と他者との関係性こそが、自己の自意識を生み出していて、自分と自分たちという自意識と共に、「自分たち」という意識をつなぎ広めて行く共通のキズナと、共有される自意識といったものを作り出している。 そしてこれを、自分たちという、自分を含めた仲間や集団、国民として捉えて意識しているのである。そしてまたこれを、全体としてのシステムとして見た場合、あるいはまた、生存とその継続のための条件として見た場合、これが自分たちを含めた地球全体としてのバランスであり、秩序なのである。 またこの限りでそれが、存在のための条件になっていて、そしてこれが許容されているのである。他者をも含めた全体としての世界から見た、システムの一つの部品として生き続けているのである。また、そうしてのみ、生き続けることが出来るのである。そしてこれが限界であり、条件であり、そして存在の理由なのである。 |
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