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「まだら模様」


4、破壊的。


そして、それが自然科学であれば、
抽象化された自然法則や、それらのなかにある
関連性を記述した理論を扱う。
純粋理論、基礎理論などがそうである。
学問のための学問である。それは、
現実の実際の感覚から切り離されたもので、
現実の実用や実践から見ると、
まったく無用の不必要なものである。これが、
純粋理論、学問のための学問といわれているものである。

そして、それがまた、純粋科学というのが、
東アジア(中国・韓国・日本)では見られない。
歴史上、ついに現れることがなかった。それは、
東アジアのシステムとあい入れないものだったのである。
東アジアのシステムからすると、その根幹を揺るがす、
異質で破壊的な「考え方」だったのである。


 戻る。              続く。



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