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4、無頓着。

また、夢自体は、そうしたことにまったく無頓着でかかわりのないことなのである。夢自体は、あくまでも抽象的で観念的な、無意識の世界なのである。それは、あくまでも現実から切断された世界であって、どこまで行っても抽象的で観念的なものでしかなのである。だからまた、それが「夢」なのである。

だからまた、どこまで行っても、この夢の中の中では「文字が見えず」、特定することもできず、また、特定されることがないのである。それは、あくまでも抽象的で、暗示や例えとしてでしか現れず、現実のこととして思いだすことができない世界なのである。

だからまた、夢の中でラベルの文字を見ようと必死になっているのであるが、それがまた、どうしても見えず、読めないでいるのである。


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