index< 日誌 < v夢の中 <  18-005「ガイコツの夢」


 
3、まちがい。

だからまた、初めの方のガイコツは誤解、または偽(いつわ)り、あるいは何かの間違いなのであって、ガイコツとは別の何かが間違ってガイコツとして表現されていた、ということである。

それが間違いだというのは、本来のガイコツにあるはずの意味が見当たらず、ガイコツとは何か別の意味といったものが、その中に含まれているということだ。そして、そうした別の意味といったものが初めにガイコツとして表現された、あるいはもっと正確には、ガイコツとして表現されるしかなかった、ということである。

あるいは、それ以外の表現のしようがなかった、それ以外の表現の方法がなかった、または、知らなかったということである。つまり、言い換えると、それが何かと問われても、ガイコツの変形されたイメージとしてしか表現のしようがなかった、ということである。


戻る。                        続く。


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