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4、変質。

そうした、言葉で言い表し得ない、「イメージ」でしか表現し得ないもの。そこに自分の中にある何か得体の知れない「理由」とでもいったものがあって、それが壊れて変質してゆくガイコツとして映し出されているのである。

夢の中で、自分自身というのが、何かそれまでとは違う異質な自分というのに気づき始めていて、こうした違う現実の何かしらの「理由」といったものが動機となって、止むに止まれぬ、避けることも逃げることもできない、それまでとは違う自分自身の新たな理由になりつつあったのである。

自分自身の理由や必然性といったものが、それまでとは全然別の意味を持ち始めていて、それに当惑し、ためらい、そして動揺しているのである。自分が気づかない間に、自分というのが変化し変質しているのである。それが壊れてゆくガイコツとして表現されているのである。


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