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自分の中で自分と対話する、そうした自己意識がない以上、それは他人に求めざるを得ず、そうである以上、それは自分の意思とは別の、そしてまた、自分自身をも強制する、「上下の関係」とならざるを得ないのである。 それは、自分の意思とは別の、何かしらの強制とならざるを得ないものなのである。また、そうして始めてそれが、自分自身をも規制する強制力となり得るのである。そしてこれが、自分自身が信じるもの、自意識の根源であり、アイデンティティーとなっているのである。 すなわち、プライドであり、ステータスであり、象徴化された自分自身の自意識のカタチとなっているのである。社会とその本人が所属する集団の中での、自分の立場や地位、そしてその優劣の序列を決定するものとなっているのである。 |
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