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しかしまた、そうした環境という、「囲いの中」の世界から離れて見ると、いままで見えなかったことが見えてくる。そしてこれが異文化であり、非日常の世界なのである。 自分が生きていて、そして、そうした自分を成り立たせている、そうした自分の現実を離れたところからでしか、本当の自分は見えてこないのである。 自分が常識としていて、そしてそれが当然の権利で正義であると思われていたことが、それ自体に限界と条件というものがあって、そうした意味でもう一度自分を見直して見ると、いままでの自分とは別の、異なる自分のすがたが見えてくる、ということなのである。 |
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