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たとえば、現在の日本で生きる私たちが何かの事情で、もう少し遅れた世界、いわゆる後進国や中進国に行ったときに感じられる、そうした感覚といったものがそうである。 このような発展途上の世界において、これから必要とされるもの、起こり得ることといった方向性といったものは容易に予測できることである。まず、政治的安定、インフラ・教育投資、中産階級の創出、そして民主化などがそうである。 かつて第二次世界大戦の直後にアメリカに留学した日本人が、これからの日本に何が必要で、どうあるべきで、いま何をしなければならないか、というのが容易に理解もできるし、予測し、政策として押し進めて行くことが出来るのと同じである。 |