index< 日誌 < s設定 < 20-16「指向性」p16-


12、蓋然性(確率のこと)。


たしかにそれは、科学ではないのかも知れないが、蓋然性や確率という見方からすれば、それは、たしかに存在するし、認めなければならないものなのである。

要は、ただたんに、いまだ科学的に証明されていないというだけなのであって、それだけを取ってきて、非科学的だとは言えないものなのである。科学的でないと同時に、非科学的でもないのである。科学以前もしくは科学とは別のものなのである。

証明されていないというのと、非科学的だというのとは何ら関係のないことなのである。科学が単に証明されたものだけを扱うというだけなのであって、いまだ証明されていないものが実際に存在するのかどうかというのは、全く別の話なのである。そして、しかし、確率としての蓋然性においては確かに存在しているのである。

戻る。                     
  続く。

index < 日誌 index< 日誌 < s設定 < 20-16「指向性」p16-