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このような予知や予言・予測の、実際に起こる確率は非常に高いのであって、また高いからこそ、それが人間の社会と歴史の中で残り続け、記憶され続けてきたのである。そして、そうしたことが場合によっては、自分自身の中にある身体的な直感として感じられることがある、ということなのである。 あるいは、そうした自分でも理解し難い得体の知れないものを、なんら確かな根拠もなしに、予言や予知として言い表すしかなかったのである。そうやって表現するする以外になかったのである。 こうしたことが予知や予測の直感であり、暗示なのである。そしてこれもまた、人間の側からすれば一つの秀でた能力でもあって、個性といったものでもあって、異質な感覚の持ち主でもあるということなのである。(もちろん、この異質であるということ自体が、すでに排除と迫害のターゲットになるのであるが・・・。) |