index< 日誌 < s設定 < 20-19「続、ネアンデルタール人。」p9- |
そうしたことが、だれにとっても出世と安定の前提でもあったし、そしてまた、学校も、企業も、政府も、そのように国民を導いてきたのである。教育し、シツケてきたのである。 そしてこれが通用しなくなったのである。ケイレツも談合も、たとえ表面上だけでも、タテマエの上だけでも、通用しなくなっているのである。少なくとも若い世代から忌み嫌われ、相手にされなくなっているのである。 時代というのが、どこかで断絶しているのである。そしてただ、本人の頭の中で切り替えが出来ずにいるのである。当然である。いまさら自分の価値観やライフスタイルを変えるワケにはゆかないのである。それは、自分で自分を否定するようなものなのである。 |