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2、営み。


そして、そうしたことのすべてが、果てしのない長い時間の日常の、馴れと習慣が決定している、ということなのである。果てしのない同じことのくり返しが、その長い歴史の結果が、現在の私たちのすがたカタチを作りだしたのである。

それは生物の営みや、その現実のすがたカタチやサイズにおいても、そのまま見られる通りなのである。現実は歴史の結果なのである。

使わないものは忘れられ失われていって、そうして新たな現実の要求が、新たな機能とその役割と生み出し、そしてこれが現実の生物のすがたカタチとなって現れてきているのである。数万数億年に渡る同じことのくり返しが、生物のその肉体のカタチを決定し作り出してきたのである。

戻る。                      続く。

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