index< 日誌 < s設定 < 20-39 自己意識A |
自分自身の肉体が保存されてきたところの、その意味や理由といったものが、理解されることがないということである。それが意識されたり、知られたり、理解されたりすることがない、ということである。 むしろ、そうしたことに気づかず、気づかないでいられる、また気づいてもならない、そうした世界を生きているということである。 つまりそれは、制限された、閉じた囲いの中での客観性であり、そしてまたそれは、自分たちという集団の中での客観性あるいは主観性なのであって、したがってまた、そうである限り、それが普遍的なものになり得ないという世界なのである。 |
index< 日誌 < s設定 < 20-39 自己意識A