| index＜ 日誌 ＜ s設定 ＜ 20-41「自己意識④ 8、上下の関係。 |
| だれもがそうなのだから、そうであるはずだし、自分もそうでなければならず、そうであろうと努力もするし、そしてこれこそが自分の処世術であり、その集団での自分の居場所となっているのである。居場所になり得るのである。 そしてまた同時に、そうでない者を許してはならないと思えてくるのである。そして、そうすることが自分の立場というのを認めてもらえるし、集団の中での自分の居場所というのを保証もしてもらえるのである。 これは、「群れる」ということであって、どんな社会、どんな時代、どんな地域においても見られる普遍的な現象である。また、そうすることによって社会というのが成り立っている。だれもがバラバラで、だれもが他のことを考えていると、社会としてのまとまりが無くなって、社会そのものが成り立たなくなるからである。 |
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