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7、頂点。


それはかつての共産主義諸国(1917〜20世紀後半)がそうであった。王様の言うことは絶対で、逆らうと秘密警察によって行方不明(処刑)されるのである(注;現在の中国や北朝鮮もそうである)。

すなわちこのような世界では、本人の意志によって人間同士の関係が定められるのではない、ということである。それは、絶対的な権威の頂点としての共産党が決めることなのである。それは、古代と中世の皇帝がそうであったようにである。そして今日の中国や北朝鮮がそうなのである。

それは、個人のチカラではどうにもならない、避けることも、逃げることも許されない、そうした世界なのであって、そうしてこの社会というのが成り立っているのである。


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