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それが自分の歴史なのであり、そして自分自身の肉体のカタチが、そのようにしてカタチ作られてきたのである。そしてそれは、数千数百万年に及ぶ、私たちの種としての歴史がそうなのである。 人間が、そしてまた自分というのが、何かに暗示され導かれて、そしてそこから逃げることも、のがれることも出来ないのは、そのためなのである。逆らうことも避けることも出来ずに、何か言い知れぬ暗示みたいなもの惹(ひ)かれてゆくのである。 ワケも分からず、ただそれへと盲目的に導かれて行くのは、そのためなのである。直感、または本能、あるいは運命といったものが、そうなのである。それは、自分ではどうにもならないことなのである。 |
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