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9、盲目的誘導。


そしてそれ自体が、自らの必然性や自律性の下に、意識とは別の世界を構成しているのである。あるいは、そうしたこと自体が意識を生み出しているのであって、そしてまた成り立たせているのである。

それは、自分が生きてきた経験であり、また、自分自身の肉体をカタチ作ってきたところの、数千数万年に及ぶ「種」の記憶であり、そしてまた、私たちの種が生きてきた種の歴史なのである。気持ちの悪い言い方をすると、これがすなわち、タマシイの世界なのである。

それは、自分の現実の肉体のカタチがそうなのであり、その仕組と機能がそうなのである。私たち人間は、そして自分というのが、そのようにして現実の世界に現れてきたのである。


戻る。                       続く。

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