index< 日誌 < aa暗示 < 20-51見えない世界A 思い込み。 |
人間には、そのようにしか見えないし、そのようにしか成れない、ということなのである。同じものが同じように見えていても、それぞれが自分にとって都合のよいもの、必要なもの、興味のあるものしか見ていないし、見えて来ないし、見ようともしないということなのである。 このようにして、それぞれ個人個人が、自分にとって都合のよいことしか見えていないし、見ようともしないし、見えてもならないし、見ることも出来ないでいるのである。そして、そうやって世の中が成り立っていて、その中で人間が生きているのである。 そして、そこから離れて生きて行けないように出来ているのである。そしてこれが現実なのであって、こうした現実の外で生きて行けないように、あらかじめ出来ているのである。人間が生まれた時点で、あらかじめそのように設定されているのである。 そしてこれを個性とか感性と言っているのである。それぞれの個人が持つ、それぞれのクセや傾向、そしてオリジナルな感じ方や自律性がそうなのである。そしてまた、これこそが他人にはない、決して他人に妥協できない、絶対的な自己の同一性になのである。 |
index< 日誌 < aa暗示 < 20-51見えない世界A 思い込み。