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9、自分の都合。


もちろん同じものが、自分と他人とでは同じものに見えるはずなのであるが、それは実は、このような感じ方というのが、自分と他人とでは根本的に「違う」のだ、ということなのである。

そして実は、この「違う」というのが、現実の物ではなくて、自分自身の頭の中が「違う」ということなのである。同じものを見ていても、その感じ方や見え方というのが、人によってまったく異なって見えてくる、ということなのである。

同一の風景を見ているにもかかわらず、それが見る人によってまったく異なる印象を受ける、ということなのである。その風景が持つ意味や印象といったものが、人によって違ってくるということなのである。そしてまた、それぞれが、自分の感じ方や都合だけで、それを見ているということなのである。


戻る。                       続く。

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