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そして、そうしたことが成り立つのは、それが夢の世界、観念だけの世界だからであって、それが現実から切断された別の世界だからである。したがってまた、だからこそそれが気まぐれで、思い込みのままであり続けるのである。 そして、それだけで自律した独立の世界であり続けるのである。外の世界との接触そのものが無いのである。そうした自分自身の内的世界だけで成り立っている。そしてそれ自身が、自己の自律した必然性の下に生き続けている世界なのである。 だから、思い出せないのである。そうした思い出すキッカケもなく、そして出来事そのものがないのである。そうした現実とのつながりそのものが無いのである。思い出す現実の出来事そのものが、始めから無いのである。 そして、そうしたことが自分のなかで、どこかで忘れられたままで失われている。気づかないままでこっそりと通り過ぎて行って、いつの間にか消えて失われているのである。あるいは、そうした気がしてきてならないのである。 |
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