index< 日誌 < s設定 < 20-56「オキテ」 |
思考と常識の入れ替えが必要になってくる。異なる常識と価値観が求められているのである。このようにして、様々なバラバラで関連の見当たらない、無秩序でつながりのなかった、様々な出来事やことがらが、全体としての視野の下でながめることができるようになる。 そうして始めて、秩序や合理性、バランスといったものが理解されてもくるし、見えてもくるのである。実は、「自分を知る」というのはこのことであって、それはある意味で宗教であって、他の言い方をすれば、自分が無意識のうちに信じているものと深く関係しているのである。 そして、このような「信じるもの」との関係から、理性や論理的思考といったものが発展して行く場合もあるし、あるいは反対に、そうした思考というものを大いに妨げる限界ともなっているのである。 |
index< 日誌 < s設定 < 20-56「オキテ」