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そうした意味でこの「おぞましい肉」の夢は、ある意味で儀式だったのである。そうやってイヤなことを忘れて、捨て去って、そして次へ進むことができるのである。だからそれは儀式であって、そして僕はそうやって自分の普段の、日常の生活へと戻って行くことができるのである。 そうした意味で、これは自分自身の初期化、心の中の掃除とでもいったものなのである。そうやって自分の本来の心を取り戻せたと思い込むことができるのである。また、そうやって自分を確かめているのであって、自分が本来の自分であり続けるのである。 迷ったり惑わされてはならないのである。自分ではどうにもならない現実を生きているのである。自分自身の心というものは、そうやってしか自分を表現し得ないのである。そうしてまでも、また、たとえそれしかないのだとしても、自分というのを表現しなければならなかったのである。 |
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