index< 日誌 < am種 < 20-68「傾向」 |
外の変化に対する反応の結果として、自分自身の身体内部において、様々な反応を招き、ひき起こす。あるいは、自分のなかで眠っていた何かが呼び起こされ、あるいはまた、それを思い知らされたりもする。また、それに共鳴したり、感情を交えたり、共感したり、同情したりもする。要は。同情することが「できる」のである。なぜなのだろう? それは、自分の身体の仕組みがそうだからである。人間の身体の仕組みがもともとそのように出来ている、ということなのである。相手も自分も、そして人間そのものが、もともとそのような同一の身体のシステムを採用していて、そしてそれをもって、同じ人間であると言っているのである。 だから、共感したり、相手の考えというのを理解出来て当然なのである。あるいは、「同じ人間なのに、どうして理解し合えないのか」、といって嘆いたりすることが出来るのである。 |